布・糸cloths, threads
第二次世界大戦の敗戦国でありながら戦時中の国旗を継続して使用している国は日本だけであり、それ故に、戦後の日本社会には国旗をめぐる摩擦が存在してきました。異なる赤いドットの布とクレイジーキルトの技法によって作られたつぎはぎは、多様な視点に基づく議論が「一枚の布」によってもたらされていることを示唆しています。
© 2009 Yui Usui